GH(総硬度)はカルシウムイオン(Ca++)とマグネシウムイオン(Mg++)の合計量です。
だから「総」硬度と呼ぶそうですが、CaとMgのバランスまではわかりません。生物はあるバランスのもとに吸収(摂取)していますから、どちらか一方が高濃度でも吸収できずに余ってしまいます。レッドビーシュリンプ水槽で足し水を続けていると、GHがどんどん上昇してしまう場合は、カルシウムイオン(Ca++)とマグネシウムイオン(Mg++)のバランスが悪いか、その他の微量元素が足りないと思います。(水の蒸発が激しい時期は別です)
逆に、GH(総硬度Ca・Mg)と微量元素のミネラルバランスが良いと時間とともに消費され低下していきますので、バランスの良いミネラルの補給が重要になってきます。
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GHとKHはまったくちがうものを計っているのになぜ両方とも単位が「硬度」なのか?
産業革命?の蒸気機関全盛の時代に、ボイラーを使っていたのですが、水を加熱し沸騰を続けるとボイラーの内側に「白い硬いもの」がこびりつきます。この「白くて硬いもの」は炭酸カルシウムなのですが、水中のカルシウムイオン(GH)と炭酸イオン(KH)が熱による反応で水に溶けにくい炭酸カルシウムになってしまうのです。これが付くと熱効率が悪くなりますからGHやKHの低い水を使ったり、取り除いたりして使う為に計る必要があったから、テスター名が「硬度」となったそうです。
ですからKHは炭酸水素イオンばかりでなく、炭酸イオン全般を計っているのかもしれません。(細かいところはよくわかりませんが・・)アクアリウムではそれを水質を知る為に利用していると考え、硬度が高いから水が硬いわけではありません。水の中に炭酸カルシウムの材料がどれだけあるかを計っているからです。


